Excelで提供されるツールの1つを使用すると、ブック内のデータが特定の範囲内にあり、チェックされていないデータよりも高品質であることを確認できます。このツールは_データ検証_と呼ばれ、データに適用可能な範囲を設定できます。

たとえば、合計の将来価値を計算するための簡単なワークシートを作成していて、そのためにはユーザーからの入力(通常の預金、金利、月)が必要であると仮定します。

ワークシートで使用できる情報に制限を設けることができます。たとえば、ユーザーが常に2.5%から25%の利率を入力するようにしたい場合があります。次の手順に従ってください:

。ユーザーが金利を入力するセルを選択します。

。 [データ]メニューから[検証]オプションを選択します。 Excelに[データ検証]ダイアログボックスが表示されます。 (図1を参照)

。 [許可]ドロップダウンリストを使用して、許可する番号のタイプを指定します。この場合、[10進]オプションを選択します。これは、ユーザーが10進値を入力できるようにすることを示します。ダイアログボックスが少し変わるので、入力するデータの種類を指定できます。

。 [データ]ドロップダウンリストを使用して、ユーザーが入力している情報を検証ルールで比較する方法を指定します。 「間」や「より大きい」などの設定を選択できます。この場合、金利の範囲を指定するため、「間」を選択する必要があります。

。セルの最小許容値と最大許容値を指定します。この例の場合、最小値は.025(= 2.5%として入力することもできます)であり、最大値は.25(= 25%として入力することもできます)である必要があります。

。 [OK]ボタンをクリックします。

事実上、「2.5%から25%の間の小数値を受け入れる」という検証ルールを設定しました。ユーザーが指定した範囲外のセルに情報を追加しようとすると、エラーが発生したことが通知され、別の値を入力する必要があります。

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このヒント(2853)は、Microsoft Excel 97、2000、2002、および2003に適用されます。Excel(Excel 2007以降)のリボンインターフェイス用のこのヒントのバージョンは、次の場所にあります。

link:/ excelribbon-Using_Data_Validation [データ検証の使用]