スプレッドシート内の選択したセルを見ると、いくつかのことに気付くでしょう。まず、セルの周囲に太い境界線があります。

次に、複数のセルを選択すると、境界線があることに加えて、それらのセルがシェーディングされます。これらの機能は、スプレッドシート内の他のすべてのセルから選択したセル(またはセルの範囲)を簡単に見つけるのに役立ちます。

選択したセルには、他にもユニークなものがあります。セルの右下隅にある小さな正方形です。この小さな正方形は、_fillhandle_として知られています。 (図1を参照)

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図1.選択したセルの右下隅にある塗りつぶしハンドル。

マウスポインタを塗りつぶしハンドルの上に移動すると、大きなプラス記号に変わることがわかります。塗りつぶしハンドルを使用して、セルをコピーするか、セルの範囲を繰り返し連続する値で塗りつぶすことができます。

単一のセルを選択してから塗りつぶしハンドルを下にドラッグすると(塗りつぶしハンドルをクリックしてマウスをドラッグ)、Sheetsは選択したセルに元のセルにあったものを塗りつぶします。

セルの範囲を選択し、それらのセルに識別可能なパターンがある場合、クリックしてドラッグすると、選択したセルがパターン化されたセルで埋められます。たとえば、1、2、および3(または2、5、および8)を3つの隣接するセルに入力するとします。これらのセルを選択してから、塗りつぶしハンドルをクリックして下にドラッグすると、残りのセルは同じパターンを繰り返す数字で塗りつぶされます。 (図2を参照)

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図2.塗りつぶしハンドルを使用して、識別可能なパターンでセルの範囲を塗りつぶすことができます。

開始セルに、2つの連続する平日、2つの連続する月、または2つの連続する日付などの他の情報を含めることもできます。塗りつぶしハンドルをクリックしてドラッグすると、選択したセルに、開始したパターン(この場合は平日、月、または日付)を継続する値が入力されます。