Excelには、ワークシートに追加できるいくつかの異なるフォームコントロールが含まれています。これらのコントロールの1つは、コンボボックスです。このコントロールを使用すると、ドロップダウンリストからオプションを選択し、何が選択されたかを判別できます。コンボボックスを作成するには、次の手順に従います。

ワークシートのどこかに、コンボボックスに表示する内容を指定するリストを作成します。たとえば、コンボボックスに表示する名前のリストがある場合は、ワークシートにその名前のリストを作成します。 (この例では、セルK7からK13にリストを作成するとします。)

。フォームツールバーが表示されていることを確認します。 ([表示] | [ツールバー] | [フォーム]を選択します。)

。ツールバーのコンボボックスツールをクリックします。マウスポインタが小さな十字線に変わります。

。コントロールのパラメーターを定義するためにクリックしてドラッグすることにより、実際のコンボボックスを作成します。マウスボタンを離すと、ワークシートにコンボボックスが表示されます。

。新しく作成したコンボボックスを右クリックします。コンテキストメニューが表示されます。

。コンテキストメニューから「フォーマット制御」オプションを選択します。 Excelは、[フォーマットコントロール]ダイアログボックスの[コントロール]タブを表示します。 (図1を参照)

。 [入力範囲]ボックスで、手順1で作成したリストで使用する範囲を指定します(たとえば、K7:K13)。[入力範囲]ボックスを1回クリックしてから、マウスを使用してワークシートで範囲を選択することもできます。 。

。 [セルリンク]ボックスで、コンボボックスで選択したもののインデックス値を含めるワークシートセルを指定します。

。 [OK]をクリックします。

これで、コンボボックスが正しく機能するはずです。コンボボックスの右側にある下向き矢印をクリックすると、リストのアイテムが表示されます。

誰かがコンボボックスでオプションを選択すると、手順7で指定したセルが更新され、コンボボックスで選択されたアイテムの相対位置が含まれます。つまり、コンボボックスで4番目の項目を選択した場合、手順7で指定したセルに値4が含まれます。

(同様に、そのセルの値(手順7で指定したセル)を別の値に変更すると、Excelはコンボボックスに表示される内容を変更します。)

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このヒント(2711)は、Microsoft Excel 97、2000、2002、および2003に適用されます。