ワークシートを開発していて、ワークシートに割り当てた名前を参照する必要がある場合があります。 (これは、Excelウィンドウの下部にある[ワークシート]タブに表示される名前です。)残念ながら、Excelにはこれを行うための組み込み関数が含まれていません。ただし、CELLワークシート関数を使用して開始することにより、このような関数を作成できます。

セルに以下を含めると、Excelはシート名とともにブックの完全なパスを返します:

=CELL("filename")

たとえば、これをMyBookブックのSheet3ワークシートのセルに入力した場合、Excelから返される情報はC:\ My Documents \ [MyBook.xls] Sheet3のようになります(もちろん、ドライブとワークブックが保存されているディレクトリ)。

この値からワークシート名だけを返すには、セルで次を使用できます。

=MID(CELL("filename"),(FIND("]",CELL("filename"))+1),50)

これは、最大50文字のワークシート名で機能します。 (日常的に異なる長さを使用する場合は、式の値を変更するだけです。)

マクロ指向のアプローチを使用したい場合は、その仕事をするフル機能のマクロを作成できます。次のマクロSheetStuffは、3つの個別のアイテムのいずれかを返します。

Function SheetStuff(numWanted As Byte) As String     Select Case numWanted         Case 1             SheetStuff = ActiveSheet.Name         Case 2             SheetStuff = ThisWorkbook.Name         Case 3             SheetStuff = ThisWorkbook.FullName         Case Else             SheetStuff = ActiveSheet.Name     End Select End Function

このマクロ関数を使用するには、ワークシートのセルに= SheetStuff(X)を配置するだけです。必要な情報に応じて、Xを1、2、または3に置き換える必要があります。 1を使用すると、現在のワークシートの名前が返されます。 2を使用すると、ブックの名前が返されます。

最後に、3はブックの名前とフルパスを返します。

注:

このページ(または_ExcelTips_サイトの他のページ)で説明されているマクロの使用方法を知りたい場合は、役立つ情報を含む特別なページを用意しました。

link:/ excelribbon-ExcelTipsMacros [ここをクリックして、新しいブラウザタブでその特別なページを開きます]

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このヒント(2019)は、Microsoft Excel 97、2000、2002、および2003に適用されます。