マクロの制御下にあるユーザーから入力を取得する必要がある場合、使用できる1つの方法は、InputBox関数を使用することです。この関数はダイアログボックスを表示し、ユーザーが応答を入力できるようにします。結果は文字列であり、マクロに返され、処理して使用できます。

InputBox関数の構文は次のとおりです。

sResponse = InputBox(sPrompt, sTitle, sDefault)

InputBoxで使用できるパラメーターは3つあり(それぞれ文字列)、最初のパラメーターのみが絶対に必要です。この構文では、sPromptはユーザープロンプトとして表示するテキスト、sTitleはダイアログボックスのタイトルバーに表示するテキスト、sDefaultはダイアログボックスでユーザーに提供されるデフォルトのテキスト文字列です。ユーザーは、必要に応じて、デフォルトの文字列を編集または受け入れることができます。

例として、次のコード行を使用してダイアログボックスを表示し、ユーザーに名前を尋ねることができます。

Dim sUserName as String Dim sPrompt as String Dim sTitle as String Dim sDefault as String

sPrompt = "Please check your name and make any corrections"

sTitle = "Name Entry"

sDefault = "John Doe"

sUserName = InputBox(sPrompt, sTitle, sDefault)

注:

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このヒント(2266)は、Microsoft Excel 97、2000、2002、および2003に適用されます。Excel(Excel 2007以降)のリボンインターフェイス用のこのヒントのバージョンは、次の場所にあります。