ExcelでVBAマクロを作成している場合は、ユーザーがディスクから必要なファイルを指定できるようにする必要がある場合があります。幸い、VBA内から標準の[開く]ダイアログボックスにアクセスし、それを使用してファイル名だけを返すことができます。次のサブルーチン例は、これがどのように行われるかを示しています。

Sub GetFName()

Dim FName As Variant     Dim Msg As String

FName = Application.GetOpenFilename()

If FName <> False Then         Msg = "You chose " & FName         MsgBox Msg     Else         'Cancel was pressed     End If End Sub

このマクロを実行すると、Excelで使用される標準の[開く]ダイアログボックスが表示されます。ユーザーはファイルを選択でき、[開く]をクリックすると、ファイル名(フルパスを含む)が変数FNameに割り当てられます。

ユーザーが[キャンセル]ボタンをクリックすると、FNameはFalseに設定されます。 (したがって、コードでそれをテストします。)

注:

このページ(または_ExcelTips_サイトの他のページ)で説明されているマクロの使用方法を知りたい場合は、役立つ情報を含む特別なページを用意しました。

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このヒント(2272)は、Microsoft Excel 97、2000、2002、および2003に適用されます。Excel(Excel 2007以降)のリボンインターフェイス用のこのヒントのバージョンは、次の場所にあります。