しばらくの間、Excelは「Web対応」でした。つまり、プログラムはハイパーリンクの処理方法を知っています。ドキュメントにハイパーリンクを追加してそのリンクをクリックすると、ExcelがWebブラウザーを開き、そのリンクの内容をブラウザーに表示します。 (Excelブックを含む他のOfficeドキュメントへのハイパーリンクを作成することもできます。)フォームのコマンドボタンなど、ワークシート上のさまざまなオブジェクトへのハイパーリンクを作成することもできます。

ただし、ブラウザを起動してVBAマクロ内からHTMLファイルを開きたい場合はどうなりますか?これを行うには、いくつかの方法があります。

1つ目は、コード内で新しいInternetExplorerオブジェクトを開くだけです。これを行うためのマクロは次のように表示されます:

Sub DoBrowse1()

Dim ie As Object     Set ie = CreateObject("Internetexplorer.Application")

ie.Visible = True     ie.Navigate "c:\temp\MyHTMLfile.htm"

End Sub

このマクロは、ファイルc:\ temp \ MyHTMLfile.htmを新しいInternetExplorerウィンドウで開きます。代わりにインターネット経由でWebページを開きたい場合は、ナビゲートする場所を変更するだけで開くことができます。

(ファイルパスをURLに置き換えます。)

同じタスクを実行する別の方法は、Excelを使用してデフォルトのブラウザーが何であるかを把握し、HTMLリソースを開くことです。次のマクロがそのトリックを実行します:

Sub DoBrowse2()

ActiveWorkbook.FollowHyperlink _       Address:="c:\temp\MyHTMLfile.htm", _       NewWindow:=True End Sub

この場合も、ブラウザは新しいウィンドウを開き、指定されたファイルを表示します。

Addressパラメータは任意のURLに変更できます。

注:

このページ(または_ExcelTips_サイトの他のページ)で説明されているマクロの使用方法を知りたい場合は、役立つ情報を含む特別なページを用意しました。

link:/ excelribbon-ExcelTipsMacros [ここをクリックして、新しいブラウザタブでその特別なページを開きます]

_ExcelTips_は、費用効果の高いMicrosoftExcelトレーニングのソースです。

このヒント(2003)は、Microsoft Excel 97、2000、2002、および2003に適用されます。Excel(Excel 2007以降)のリボンインターフェイス用のこのヒントのバージョンは、次の場所にあります。

link:/ excelribbon-Opening_an_HTML_Page_in_a_Macro [マクロでHTMLページを開く]