Excelでは、必要に応じて、複数のユーザーが同時にブックにアクセスできます。これは、ワークブックが活発に使用または開発されており、部門内に複数の人がいて、全員がそのプロセスに関与している場合に非常に便利です。この方法でワークブックを共有できます:

。共有するブックをロードします。

。 [ツール]メニューから[ワークブックの共有]を選択します。 Excelに[ブックの共有]ダイアログボックスが表示されます。 (図1を参照)

。 [変更を許可する]チェックボックスをオンにします。

。 [OK]をクリックします。

これは、ブックへのアクセスを共有する最も簡単な方法です。ただし、[ワークブックの共有]ダイアログボックスで使用できる他のオプションを調べる必要があります。ダイアログボックスには、現在のブックに現在アクセスしているユーザーも一覧表示されることに注意してください。言うまでもなく、最初にブックを共有するとき、ダイアログボックスに表示されるのはあなただけです。ただし、後で(共有をオフにすることを考えている場合などに)[ブックの共有]ダイアログボックスを再度表示すると、複数のユーザーが簡単に一覧表示される可能性があります。

また、[ブックの共有]ダイアログボックスには[詳細設定]タブも含まれていることに注意してください。このタブでは、Excelによる変更の処理方法を指定できます。

複数のユーザー間でブックを共有する背後にある全体的な考え方は、Excelが行われた変更を追跡し、後日、全員の作業をマージすることです。 [詳細設定]タブでは、Excelでこの将来の時間にどのように準備するかを指定します。ここでは、変更を追跡する方法、変更を更新するタイミング、および2人以上のユーザーによって指定された変更間の競合をExcelが検出した場合の対処方法を指定できます。

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このヒント(2916)は、Microsoft Excel 97、2000、2002、および2003に適用されます。Excel(Excel 2007以降)のリボンインターフェイス用のこのヒントのバージョンは、次の場所にあります。

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