編集場所の切り替え(Microsoft Excel)
Nickは、数式バーまたはセル自体でセルの内容を直接編集できることを知っています。彼は、編集中に、編集が行われている場所を切り替える方法があるかどうか疑問に思います。たとえば、ニックがセルで直接編集していて、数式バーで編集することを決定した場合(またはその逆の場合)、キーを押して反対側の編集場所の同じ場所に切り替えたいと考えています。
Excelには、ある場所から別の場所に切り替える方法はありません。また、切り替えを行うためのマクロを設定することもできません。その理由は、Excelが使用する2つの主要なモードであるナビゲーションモードと編集モードのためです。
ナビゲーションモードは、矢印キーを使用してワークシート内を移動するなどの操作を実行できるモードです。ショートカットキー(組み込みまたはユーザー定義)を押すと、Excelはそのショートカットに関連付けられたコマンドまたはマクロを実行します。
編集モードは、セルへの入力を開始するか、セルの編集を選択すると(F2キーを押すか、セルをダブルクリックするなどして)すぐに開始されます。編集モードの場合、キーの押下はナビゲーションモードの場合と同じようには機能しません。たとえば、右矢印キーを使用すると、セルの右側に移動するのではなく、セルの内容内で1文字右に移動します。同様に、編集モードでは、ショートカットキーを押してマクロを開始することはできません。
これらの操作モードのため、編集モード(すでにセルの内容を編集している)のときに編集場所を切り替える唯一の方法は、他の場所でマウスポインターをクリックすることです。したがって、セル内で直接編集している場合は、数式バー内をクリックしてそこで編集を開始できます。その逆も可能です。
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このヒント(10200)は、Microsoft Excel 97、2000、2002、および2003に適用されます。
Excel(Excel 2007以降)のリボンインターフェイスに関するこのヒントのバージョンは、次の場所にあります:
link編集場所の切り替え。