For … Next構造を理解する(Microsoft Excel)
Excelのマクロは、Visual Basic for Applications(VBA)と呼ばれる言語で記述されています。他のプログラミング言語と同様に、VBAには、プログラムの実行方法を制御するために使用される特定のプログラミング構造が含まれています。これらの構造の1つは、For … Next構造です。この構造の最も一般的な使用法は、次の構文です。
For X = 1 To 99 program statements Next X
X変数の使用に限定されません。必要な数値変数を使用できます。また、最初の行の番号1と99に限定されません。任意の数値を使用することも、数値変数を使用することもできます。マクロが実行されていて、この構造が検出されると、ExcelはForキーワードとNextキーワードの間のすべてのプログラムステートメントを特定の回数繰り返します。構文例では、ステートメントは99回(1から99)実行されます。構造体を最初に通過するとXは1に等しくなり、2回目には2に等しくなり、最後の反復で99に等しくなるまで、3、4、5というように続きます。
通常、ExcelはFor … Next構造体を処理しているため、反復ごとに1ずつカウンターをインクリメントします。 For … Next構造にStep修飾子を追加して、カウンターをインクリメントする値を変更することもできます。たとえば、次の例について考えてみます。
For X = 1 To 99 Step 5 program statements Next X
この例では、1回目はXが1に等しく、2回目は5ずつインクリメントされているため、Xは6になります。同様に、3回目はXが11になります。負の値を使用することもできます。ステップ値の数値。これにより、下向きにカウントできます。
たとえば、次を見てください。
For X = 24 To 0 Step -3 program statements Next X
この例では、構造体Xを最初に通過するときは24に等しく、2回目は21に等しく、3回目は18に等しくなります。
注:
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このヒント(2024)は、Microsoft Excel 97、2000、2002、および2003に適用されます。