VBAでマクロを作成する場合、メッセージボックスの使用を簡単に組み込むことができます。これらは通常、ユーザーに情報を伝えたり、基本的な入力を取得したりするために使用されます。 MsgBoxコマンドを使用してメッセージボックスを含めます。マクロの次の部分は、非常に単純なメッセージボックスを作成します。

MsgBox "The Macro is Done"

MsgBox呼び出しの一部としてシンボルタイプコードを1つ含めることにより、メッセージボックスにシンボルを追加することもできます。これらの記号は、多くのWindowsダイアログボックスで広く使用されています。次の4種類の記号を使用できます。

Type

Symbol

16

Stop sign

32

Question mark in a circle

48

Exclamation point in a circle

64

Information symbol (lowercase i in a circle)

例として、感嘆符の記号を含めたいとします。これは通常、重要なことが起こったとき、または起こりそうなときの通知としてダイアログボックスに含まれます。この記号をメッセージボックスに含めるには、次のマクロコードを含めます。

MsgBox "Can't run this macro on this text", 48

これまで、MsgBoxコマンドはステートメントとして使用されてきましたが、関数として使用することもできます。そうすれば、それを使用してユーザーから簡単な入力を得ることができます。 MsgBox関数をより便利にするために、Excelでは、[OK]ボタンのほかに、ダイアログボックスにクリック可能なボタンをより多く表示できます。これは、メッセージボックスに表示される記号に使用されているタイプコードを調整することによって行われます。メッセージボックスに表示できるさまざまなボタンの組み合わせは次のとおりです。

Type

Button Types

1

OK, Cancel

2

Abort, Retry, Ignore

3

Yes, No, Cancel

4

Yes, No

5

Retry, Cancel

ボタンを使用するには、ボタンタイプの値をシンボルに使用する値に追加するだけです。前の例では、48のコードを使用して感嘆符の記号を表示しました。 [中止]、[再試行]、[無視]ボタンも含めたい場合は、コードを50に変更するだけです。これは、48(シンボルコード)と2(ボタンコード)の合計です。

このようにボタンを使用すると、MsgBox関数は、ユーザーが選択したボタンを示す値を返します。ボタンは左から右に-1、0、1を返します。したがって、ボタンコード3を使用する場合、-1はユーザーが[はい]を選択したことを意味し、0は[いいえ]を意味し、1は[キャンセル]を意味します。

注:

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このヒント(2265)は、Microsoft Excel 97、2000、2002、および2003に適用されます。