Excelには、さまざまな方法で値を丸めるために使用できるいくつかの異なるワークシート関数が用意されています。たとえば、数値を7の最も近い倍数または最も近い50に丸めるなど、奇数の値に丸めたい場合があります。

このような場合は、MROUNDワークシート関数を使用する必要があります。この関数は、AnalysisToolPakの一部として提供されます。これはExcelに固有のものではありません。これを使用するには、Analysis ToolPak(Excelを最初にインストールしたときに多くの人が行う)をインストールし、[ツール]メニューから[アドイン]を選択して、AnalysisToolPakが選択されていることを確認します。

MROUND関数の構文は次のとおりです。

=MROUND(num, multiple)

num引数は丸める数値であり、multipleは丸めに使用する値です。したがって、最も近い50に丸めたい場合、倍数は50になります。

MROUNDを使用する場合は、numとmultipleが同じ符号である必要があることを覚えておくことが重要です。それらの1つが正で、もう1つが負の場合、Excelは#NUMを返します。エラー。

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このヒント(2148)は、Microsoft Excel 97、2000、2002、および2003に適用されます。Excel(Excel 2007以降)のリボンインターフェイス用のこのヒントのバージョンは、次の場所にあります。