フランソワは、セルに関連付けられたコメントがある場合に、セルの右上隅に表示される三角形の色を変更できるかどうか疑問に思います。三角形はデフォルトで赤ですが、フランソワはそれを彼が見やすい別の色にしたいと考えています。

Excelにハードコードされているだけで、変更できないものがいくつかあるようです。コメントインジケーターの色もそのひとつです。 Windowsのさまざまな色設定で遊んでも、インジケーターには影響しませんでした。

これは、Excelコミュニティで何年にもわたって質問され、議論されてきた問題です。考えられる回避策の1つは、MVP DebraDaglieshによって次のページに示されています。

http://www.contextures.com/xlcomments03.html#Indicator

そこで提示されたソリューションは、実際には印刷用に設計されました。 (Excelは、ワークシートを印刷するときにコメントインジケーターを印刷しませんが、インジケーターを印刷したい場合があります。)Debraが提示するマクロは、使用するグラフィックが任意の色になるように簡単に変更できます。

もちろん、このようなアプローチの欠点は、コメントごとにワークシートにグラフィックが追加されることです。ワークシートにたくさんのコメントがあると、グラフィックがたくさんあることになります。さらに、ワークシートを編集したり、セルを追加および削除したりするときに、グラフィックが「配置されたまま」にならない場合があります。コメントを追加または削除する場合は、グラフィックを削除し(Debraはこれを行うためのマクロを提供します)、マクロを再実行してグラフィックを追加し直す必要があります。

もう1つの潜在的なオプションは、マクロを使用して、コメントを含むセルの背景に色を付けることです。次のマクロは、選択したセルを調べて、コメントを含むセルの色を変更します。

Sub ColorComments()

Dim commentCell As Range     On Error GoTo ErrorHandler 'Deal with empty selection

Selection.SpecialCells(xlCellTypeComments).Select     On Error GoTo 0     For Each commentCell In Selection.Cells         commentCell.Interior.ColorIndex = 36     Next     Range("A1").Select     Exit Sub ErrorHandler:

' Error Handler is deliberately empty End Sub

このマクロの欠点は、コメントが削除された場合にセルの「マークを外す」のが簡単ではないことです。ワークシートに新しいコメントを追加するときにも、マクロを再実行する必要があります。

注:

このページ(または_ExcelTips_サイトの他のページ)で説明されているマクロの使用方法を知りたい場合は、役立つ情報を含む特別なページを用意しました。

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このヒント(3498)は、Microsoft Excel 2007、2010、2013、2016、2019、およびOffice365のExcelに適用されます。