Excelのスペルチェック機能を使用すると、間違いなくカスタム辞書に単語が追加されます。通常、これは、メイン辞書が理解できないが正しいことがわかっている単語に出くわしたときに行います。スペルチェックダイアログボックスの[追加]ボタンをクリックすると、その単語がカスタム辞書に追加されます。

カスタム辞書に単語を追加すると、Wordなどの他のOfficeアプリケーションで使用されているのと同じカスタム辞書に単語が追加されます。この辞書は、追加された単語のリストを1行に1つずつ含むプレーンテキストファイルに他なりません。カスタム辞書のデフォルト名はCUSTOM.DICであり、Windowsの検索機能を使用して検索できます。

カスタム辞書を見つけたら、それをメモ帳にロードして、必要に応じて変更を加えることができます。注意すべき唯一のことは、1行に1語しか入力しないことと、プレーンテキスト以外の形式でファイルを保存しないことです。このため、WordやExcelなどのプログラムではなく、メモ帳を使用してファイルを編集することをお勧めします。

テキストエディタを使用して辞書を変更することに慣れていない場合は、Excelを使用して変更を加えることができます。

。 [Excelのオプション]ダイアログボックスを表示します。 (Excel 2007では、[Office]ボタンをクリックし、[Excelオプション]をクリックします。Excel2010以降のバージョンでは、リボンの[ファイル]タブを表示し、[オプション]をクリックします。)

。ダイアログボックスの左側にある[校正]をクリックします。

。 [カスタム辞書]ボタンをクリックします。 Excelは、[カスタム辞書]ダイアログボックスを表示します。

。複数のカスタム辞書がリストされている場合は、編集する辞書を選択します。

。 [単語リストの編集]をクリックします。 Excelは、カスタム辞書のすべての単語を一覧表示するダイアログボックスを表示します。 (図1を参照)

この時点で、必要に応じて、カスタム辞書に単語を追加したり、カスタム辞書から単語を削除したりできます。完了したら、すべてのダイアログボックスを閉じて、Excelの使用に戻ります。

_ExcelTips_は、費用効果の高いMicrosoftExcelトレーニングのソースです。

このヒント(6201)は、Microsoft Excel 2007、2010、2013、2016、2019、およびOffice 365のExcelに適用されます。Excelの古いメニューインターフェイス用のこのヒントのバージョンは、次の場所にあります。

link:/ excel-Editing_the_Custom_Spelling_Dictionaries [カスタムスペル辞書の編集]