数式バーの拡大(Microsoft Excel)
ワークシートでセルを選択すると、そのセルの内容が数式バーに表示されます。内容が数式バーの1行に表示できる内容よりも長い場合は、数式バーの深さが増し、数式全体を表示できるようになります。別のセルに移動すると、数式バーの深さが再び1行に減少します。
数式バーを自動的に調整する場合の問題は、画面上の他の要素が見えなくなる可能性があることです。数式バーが2行または3行の深さを占める場合、ワークシートの列ヘッダーとその他のセルにオーバーレイされます。これは時々気が散ることがあります。
これを回避するには2つの方法があります。 1つは数式バーのサイズを静的にすることで、もう1つは数式バーを完全にオフにすることです。
Excelでは、数式バーで使用される行数を変更できます。
そうすれば、常に特定のスペースが必要になり、ジャンプすることに煩わされることはありません。数式バーを展開するには(そこに含まれるすべてのものを表示できるように)、数式バーの右端にあるツールをクリックします。ツールの上にマウスポインタを置くと、ツールチップに「数式バーを展開」と表示されます。 (Excel 2013以降のバージョンでは、数式バーを展開するのは小さな矢印アイコンになります。)
もう1つのオプションは、数式バーを完全にオフにすることです。 (数式バーが表示されていない場合、ワークシートの情報を展開したり隠したりすることはできません。)数式バーを完全にオフにする場合は、次の手順に従います。
。 [Excelのオプション]ダイアログボックスを表示します。 (Excel 2007では、[Office]ボタンをクリックし、[Excelオプション]をクリックします。Excel2010以降のバージョンでは、リボンの[ファイル]タブを表示し、[オプション]をクリックします。)
。ダイアログボックスの左側にある[詳細]をクリックします。
。 [表示]セクションが表示されるまで、オプションをスクロールします。 (図1を参照)
。 [数式バーを表示する]チェックボックスをオフにします。
。 [OK]をクリックします。
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このヒント(11705)は、Microsoft Excel 2007、2010、2013、2016、2019、およびOffice 365のExcelに適用されます。Excelの古いメニューインターフェイス用のこのヒントのバージョンは、次の場所にあります。
link数式バーの拡大。