他の人が使用できるようにワークシートをまとめるときは、ユーザーがアクセスできるセルを制限したい場合があります。制限を追加する難解な方法の1つは、次の手順を使用することです。

。制限を設定するシートのシートタブを右クリックします。

。表示されるコンテキストメニューで、[コードの表示]を選択します。 VBAエディターが表示され、タブを右クリックしたワークシートのコードウィンドウが表示されます。

。 [プロパティ]ウィンドウが表示されていない場合は、F4キーを押します。

。プロパティウィンドウで、スクロール領域プロパティの右側のボックスに挿入ポイントを配置します。 (図1を参照)

。ナビゲーションを可能にする範囲を入力します。たとえば、ユーザーがA3:D15の範囲のセルにのみアクセスできるようにする場合は、その範囲を入力します。

。 VBAエディターを閉じます。

それでおしまい;手順5で指定した範囲外のセルに移動したり、セルを選択したりすることはできなくなります。入力する範囲は連続した範囲である必要があります。連続していないセルアドレスのグループを入力することはできません。

Excelを再起動するたびにScrollAreaプロパティがリセットされることに注意してください。したがって、ワークシートを使用するたびにスクロール領域を自動的に設定する場合は、プロパティを変更するマクロを設定することをお勧めします。次のような単純なものでそれを行うことができます:

Private Sub Worksheet_Activate()

ActiveSheet.ScrollArea = "A3:D15"

End Sub

ワークシートがアクティブ化されるたびにマクロが自動的に実行されるため、スクロール領域が正確に必要なものであることが保証されます。

注:

このページ(または_ExcelTips_サイトの他のページ)で説明されているマクロの使用方法を知りたい場合は、役立つ情報を含む特別なページを用意しました。

_ExcelTips_は、費用効果の高いMicrosoftExcelトレーニングのソースです。

このヒント(10815)は、Microsoft Excel 2007、2010、2013、2016、2019、およびOffice 365のExcelに適用されます。Excelの古いメニューインターフェイス用のこのヒントのバージョンは、次の場所にあります。