フォーマットとページサイズの変更を防ぐ(Microsoft Excel)
4月は、オフィス環境における非常に一般的な状況について説明しました。
ワークシートを作成し、見栄えを良くして保護し、保護されていないセルに他のユーザーが変更できるようにします。ワークシートを取り戻すと、ページ設定とフォーマットが変更され、ワークシートが意図したものと異なって見えるようになります。
この問題に対して実行できるアプローチはいくつかあります。 1つ目は、入力と出力を別々のシートに分割することです。ユーザーがデータを入力できるワークシートを作成してから、データの印刷に使用する出力ワークシートを作成します。出力ワークシートは、セル参照と数式を使用して、入力ワークシートからデータを取得するだけです。ユーザーは出力ワークシートにアクセスできないため、混乱することはありません。
ワークシートが保護されている場合、Excelでは、保護をオンにしたときにフォーマットの変更を明示的に許可または禁止できます。
ただし、フォーマットの変更を禁止しても、常に保護されるわけではありません。 1つの例外は、ユーザーがフォーマットされたセルを別のワークシートからコピーして、保護されたワークシートのロックされていないセルに貼り付ける場合です。すでに説明した入力シート/出力シートの方法を使用する以外に、これを防ぐ方法はありません。
ページ設定に関する限り、Excelでは、保護されたワークシート上でも、ページ設定(余白など)を変更できます。最善の回避策は、ページ設定構成を必要に応じて設定するマクロを作成し、ワークシートが印刷される前にマクロを自動的に実行することです。 (マクロをブックのBeforePrintイベントに割り当てるだけです。)
他のユーザーがワークブックの出力を非標準または使用不能にするような方法で設定をいじくり回している場合は、コンプライアンスを確保するために非Excelの手段に頼る必要があるかもしれません。 :>)
_ExcelTips_は、費用効果の高いMicrosoftExcelトレーニングのソースです。
このヒント(1084)は、Microsoft Excel 2007、2010、2013、2016、2019、およびOffice 365のExcelに適用されます。Excelの古いメニューインターフェイス用のこのヒントのバージョンは、次の場所にあります。
link:/ excel-Preventing_Changes_to_Formatting_and_Page_Size [フォーマットとページサイズの変更の防止]
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