Excelでは、ワークシート内を移動する際に、キーごとに目的が異なります。通常、Tabキーを押すと、Excelがセルカーソルを1列右に移動することに気付くでしょう。ただし、すべてのスプレッドシートプログラムがこのように動作するわけではありません。たとえば、Lotus 1-2-3でTabキーを押すと、セルカーソルは単一の列ではなく、画面全体を右にジャンプします。

Excelは、プログラムに変更したばかりの人の生活を楽にするために、Lotus1-2-3で使用されるナビゲーションキーをエミュレートします。 ExcelでTabキーを押し、セルカーソルが1画面右にジャンプすると、システムはネイティブのExcelナビゲーションキーの代わりにナビゲーションエミュレーターを使用しています。 Excelのデフォルトに戻すには、次の手順に従います。

。 [Excelのオプション]ダイアログボックスを表示します。 (Excel 2007では、[Office]ボタンをクリックし、[Excelオプション]をクリックします。Excel2010以降のバージョンでは、リボンの[ファイル]タブを表示し、[オプション]をクリックします。)

。ダイアログボックスの左側にある[詳細]をクリックします。

。 Lotus互換性オプションが表示されるまで、使用可能なオプションのリストをスクロールします。 (図1を参照)

。 [トランジションナビゲーションキー]チェックボックスをオフにします。

。 [OK]をクリックします。

それでおしまい。これで、Tabキーが期待どおりに機能し、押すたびに1列右に移動します。

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このヒント(6710)は、Microsoft Excel 2007、2010、2013、および2016に適用されます。

Excelの古いメニューインターフェイス用のこのヒントのバージョンは、次の場所にあります: