Excelには、オートコンプリートと呼ばれる便利な時間節約機能が含まれています。この機能を使用すると、列に同様の情報を多数入力するときに時間を節約できます。この機能は以前から気付いているかもしれません。セルに何かを入力し始めると、Excelは入力内容を推測し、Enterキーを押すだけで受け入れることができる「一致」を表示します。

Excelが「推測」で使用する「一致」は、エントリを作成している上の列のセルの内容に他なりません。たとえば、セルA1からA6に情報があり、セルA7に値を入力している場合、Excelは入力内容を確認します。

最初の数文字が以前に列に入力された6つのセルのいずれかで一意に一致する場合、Excelは一致したセルの内容をオートコンプリートA7に提供します。

Excelは、新しいエントリを、情報を入力しているセルのすぐ上にある隣接するセルとのみ照合しようとします。空白のセルに到達すると、エントリの照合を停止します。たとえば、セルA1からA14およびA16からA23に情報があるとします。セルA24にエントリを入力し始めると、ExcelはそれをA16からA23の値とのみ照合しようとします。 A15の空白のセルは、比較を停止します。

さらに、Excelは、数値、日付、または時刻のみを含むセルとの照合を試みません。セルには、テキストまたはテキストと数字の組み合わせのいずれかが含まれている必要があります。

一部の人々にとって、オートコンプリートは時間を節約するのではなく煩わしいことがあります。オートコンプリート機能をオフにする場合は、次の手順に従います。

。 [Excelのオプション]ダイアログボックスを表示します。 (Excel 2007では、[Office]ボタンをクリックし、[Excelオプション]をクリックします。以降のバージョンのExcelでは、リボンの[ファイル]タブを表示し、[オプション]をクリックします。)

。ダイアログボックスの左側にある[詳細]をクリックします。 (図1を参照)

。 [セル値のオートコンプリートを有効にする]という名前のチェックボックスをオフにします。

。 [OK]をクリックします。

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このヒント(6262)は、Microsoft Excel 2007、2010、2013、および2016に適用されます。

Excelの古いメニューインターフェイス用のこのヒントのバージョンは、次の場所にあります: