Excelには、使用できるさまざまなワークシート関数が用意されています。最も用途の広いワークシート関数の1つはIFです。この関数を使用すると、ある条件をテストし、条件が真の場合は値を使用し、条件が偽の場合は別の値を使用できます。たとえば、次の例について考えてみます。

=IF(A2<C2,"Too low","")

IFには3つの引数が必要であり、それぞれがコンマで区切られていることに注意してください。最初の引数(この例では、A2 <C2)は条件付きテストです。テストが真であることが証明された場合、2番目の引数(この場合、テスト文字列 “Too low”)が使用されます。テストでfalseが判明した場合は、3番目の引数(この場合は空の文字列)が使用されます。つまり、セルA2の値がセルC2の値よりも小さい場合、この数式は文字列「Toolow」を返します。それ以外の場合は、空の文字列を返します。

もちろん、IF関数で文字列を返すことに限定されません。

他のセルに格納されている値を含め、任意の値を返すことができます。例:

=IF(A2<C2,B6-B7,43)

この場合、A2がC2より小さい場合、B6からB7を引いた値が返されます。 A2がC2以上の場合、値43が返されます。

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このヒント(10423)は、Microsoft Excel 2007、2010、2013、2016、2019、およびOffice 365のExcelに適用されます。Excelの古いメニューインターフェイス用のこのヒントのバージョンは、次の場所にあります。