計算フィールドの使用方法の良い例は、ピボットテーブルで通常要約できるのとは異なる方法でデータを要約することです。ピボットテーブルを作成するときは、いくつかの異なる関数を使用して、表示されるデータを要約できます。たとえば、特定のフィールドのデータの平均を作成できます。ただし、加重平均を作成したい場合はどうなりますか? Excelには、これを自動的に実行できる機能はありません。

加重平均などの合計が特別に必要な場合、目標を達成する最も簡単な方法は、中間計算としてソースデータに列を追加してから、計算フィールドを実際のピボットテーブルに追加することです。

たとえば、ソースデータに「WeightedValue」列を追加できます。

列の数式は、重みに重みを付ける値を掛ける必要があります。つまり、重みが列Cにあり、重みを付ける値が列Dにある場合、WeightedValue列の数式は単純に= C2D2 *のようになります。この数式は、データのすべての行の列全体にコピーされます。

これで、ピボットテーブルを作成する準備が整いました。これは、1つの例外を除いて、通常どおりに行う必要があります。計算フィールドを作成する必要があります。次の手順に従ってください:

。ピボットテーブルのセルのいずれかを選択します。

。リボンで、[オプション]タブ(Excel2007およびExcel2010)を確認します

または、[分析]タブ(Excel2013およびExcel2016)が表示されます。

。 [計算フィールドの挿入]ダイアログボックスを表示します。 (Excel 2007を使用している場合は、[ツール]グループで[数式]ツールをクリックし、[計算フィールド]を選択します。Excel2010以降のバージョンを使用している場合は、[計算]グループで[フィールド、アイテム、セット]ツールをクリックし、[計算フィールド]を選択します。 。)(図1を参照)

。 [名前]ボックスに、新しいフィールドの名前を入力します。

。 [数式]ボックスに、= WeightedValue / Weightなど、加重平均に使用する数式を入力します。 (数式ではフィールド名を使用します。[計算フィールドの挿入]ダイアログボックスの下部にあるフィールドリストからフィールド名を選択できます。)

。 [OK]をクリックします。

これで計算フィールドが挿入され、通常の合計関数を使用して計算フィールドの合計を表示できます。これはあなたの加重平均です。

加重平均を計算する方法はたくさんあるので、ここに示す式と手順を変更して、データで必要なことを正確に反映できることは言うまでもありません。

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このヒント(7129)は、Microsoft Excel 2007、2010、2013、および2016に適用されます。

Excelの古いメニューインターフェイス用のこのヒントのバージョンは、次の場所にあります: