システムの復元を実行する必要があったが、結局復元を実行するべきではないことに気付いた場合、Windowsには復元を元に戻す機能があり、システムの状態を復元前の状態に戻すことができます。

これを行うには、「スタート」をクリックし、「コンピューター」を右クリックして、「プロパティー」をクリックします。表示される画面で、画面の左上にある[システム保護]をクリックします。 Windowsは、[システムのプロパティ]ダイアログボックスの[システム保護]タブを表示します。 (図1を参照)

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図1.システムの復元を元に戻す準備。

復元を行う場合と同じように、[システムの復元]ボタンをクリックします。 Windowsは、[システムの復元]ダイアログボックスを表示します。これは、実際にはウィザードの最初のステップです。 (図2を参照)

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図2.システムの復元を元に戻す。

これで、指定された時間に行った復元を元に戻す(事前に選択された)オプションがあります。復元を元に戻したい場合は、このラジオボタンを選択したままにして、[次へ]をクリックします。次に、ウィザードの次のステップが表示され、復元を元に戻すことを確認します。 [完了]をクリックすると、Windowsは非常に慎重になり、本当に続行するかどうかを確認するように求められます。 (図3を参照)

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図3.復元の取り消しを続行します。

この最後の画面で[はい]をクリックすると、元に戻すプロセスが開始されます。これは中断できないため、適切な復元ポイントを選択し、プロセスを開始する準備ができていることを確認してください。操作が完了してシステムが再起動すると、元の復元が適用される前の状態になります。

このヒント(13076)はWindows7に適用されます。