Robocopyは、ディレクトリ全体を操作するときに使用するツールです。これは、Robocopyがそのように設計されているためです。ディレクトリ(およびそのインクルードファイル)を別のディレクトリにコピーするだけの場合は、Robocopyの基本構文を使用でき、オプションを指定する必要はありません。したがって、次のようなディレクトリツリーがあるとします。

C:\Temp1\Temp2

Temp1ディレクトリには、T1.tmpという名前のファイルが含まれています。 Temp1 \ Temp2ディレクトリには、T1T2.tmpという名前のファイルが含まれています。

ここで、Temp1ディレクトリ(およびそのファイル)をC:\ Temp3という新しいディレクトリにコピーするとします。これを行うためのコマンドは次のとおりです。

ROBOCOPY C:\Temp1 C:\Temp3

RobocopyはC:\ Temp3ディレクトリを作成し、ファイルをC:\ Temp1ディレクトリからそのディレクトリにコピーします。 C:\ Temp1の下のディレクトリツリー全体をコピーする場合は、コマンドに/ Eスイッチを追加するだけです。

ROBOCOPY C:\Temp1 C:\Temp3 /E

これにより、C:\ Temp3が作成され、C:\ Temp1の下にあるすべてのファイルとフォルダーが、C:\ Temp3の下に新しく作成されたツリーにコピーされます。

このヒント(13188)は、Windows 7、8、および10に適用されます。