フッター内の動的パスとファイル名(Microsoft Word)
パトリシアは、ドキュメントのフッターに動的パスとファイル名を配置する際に発生した問題について書いています。実際、問題は、パスとファイル名をテンプレートのフッターに配置し、それを適切に更新することに関連していました。テンプレートに基づいて新しいドキュメントが作成されると、ドキュメントを保存した後でも、パスとファイル名はドキュメントではなくテンプレートを反映しているようです。
これは実際にはWordの正常な動作です。定型句を使用してパスとファイル名を挿入すると、フィールドコードが挿入されます。
具体的には、\ {FILENAME \ p}フィールドを挿入します。 (\ pパラメーターは、パスがファイル名に含まれていることを意味します。)他のフィールドと同様に、フィールドの結果が更新されるのは特定の時間だけです。
最初に使用されたとき(フィールドを挿入したときなど)に更新され、その後、ドキュメントを印刷したとき、または明示的に更新したときにのみ更新されます。
つまり、\ {FILENAME \ p}フィールドは、何かを再度更新するまで、最後に更新された時刻を常に反映します。したがって、フィールドを更新するまで、テンプレートの名前が反映されます。この動作の詳細については、次のナレッジベースの記事を参照してください。
http://support.microsoft.com/?kbid=832897
ドキュメントを印刷してフィールドを更新したくない場合は、印刷プレビューを使用してフィールドを表示できます。これにより、フィールドも更新されます。フィールドを選択してF9キーを押して更新することもできますが、そうするのは非常に面倒です。別の解決策は、フィールドを更新するマクロを作成することです。上記のナレッジベースの記事には、使用できるいくつかのマクロが含まれています。それらのほとんどはこのパターンに従います:
Sub AutoOpen() Selection.WholeStory Selection.Fields.Update End Sub
このマクロ(単なる例)は、ドキュメントを開くたびに、ドキュメントの本文のフィールドを更新します。 (より完全な機能を備えたマクロについては、前述のナレッジベースの記事で説明しています。)このマクロのバリエーションを使用して、ファイルを保存するたびにフィールドを更新することもできます。
注:
このページ(または_WordTips_サイトの他のページ)で説明されているマクロの使用方法を知りたい場合は、役立つ情報を含む特別なページを用意しました。
_WordTips_は、費用効果の高いMicrosoftWordトレーニングのソースです。
(Microsoft Wordは、世界で最も人気のあるワードプロセッシングソフトウェアです。)このヒント(3824)は、Microsoft Word 97、2000、2002、および2003に適用されます。