_concordance file_とも呼ばれるAutoMarkファイルをWordで使用すると、ドキュメントにインデックスを自動的にマークできます。インデックスにマークを付ける単語またはフレーズを指定するファイルを作成すると、Wordはドキュメントを検索して、それらの単語またはフレーズを探し、それに応じてマークを付けます。このファイルを使用して、メインのインデックスエントリだけでなく、サブエントリも指定できます。

ドキュメントでAutoMarkファイルを使用する場合は、最初にWordの linkクイックアクセスツールバーをカスタマイズする必要があります。次の手順に従ってください:

。 [Wordのオプション]ダイアログボックスを表示します。 (Word 2007では、[Office]ボタンをクリックし、[Wordのオプション]をクリックします。Word2010以降のバージョンでは、リボンの[ファイル]タブを表示し、[オプション]をクリックします。)

。ダイアログボックスの左側で、[カスタマイズ](Word 2007)または[クイックアクセスツールバー](Word 2010以降のバージョン)をクリックします。

。 [コマンドの選択]ドロップダウンリストを使用して、[リボンにないコマンド]を選択します。 Wordは、ダイアログボックスの左側で使用可能なコマンドを調整します。 (図1を参照)

。コマンドのリストをスクロールして、[インデックスとテーブル]コマンドを1回クリックします。

。 [追加]ボタンをクリックします。 [インデックスとテーブル]コマンドは、ダイアログボックスの右側に移動します。

。 [OK]をクリックします。ダイアログボックスが消え、クイックアクセスツールバーにドット([インデックスとテーブル]コマンド)が表示されます。使用しているWordのバージョンに応じて、ドットの色は緑、青、または白になります。

ここで、[インデックスとオプション]ドットをクリックすると、[インデックスとオプション]ダイアログボックスが表示され、そのダイアログボックス内の[オートマーク]ボタンをクリックできます。

基本的に、AutoMarkファイルは2列のテーブルで構成されます。左側の列で、インデックスエントリをトリガーする単語またはフレーズを指定します。右側の列で、実際のインデックスエントリ自体を指定します。たとえば、左側の列にMenkaureと入力し、右側の列にPyramidsと入力する場合があります。このように、ドキュメント内でMenkaureという単語が出現するたびに、Pyramidsという単語の下にインデックスエントリが作成されます。

より具体的にしたい場合は、特定のキーワードをサブエントリの下に配置するように指定できます。たとえば、左側の列にMenkaureという単語を配置し、右側の列にPyramids:Egyptを配置できます。このように、ドキュメント内のMenkaureのすべてのインスタンスは、Pyramidsという単語のサブエントリであるEgyptという単語の下にインデックスエントリを作成します。同様に、Teotihuachuanは、ピラミッドの下にあるメキシコの下でインデックスエントリとしてマークされていると置くことができます。

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(Microsoft Wordは、世界で最も人気のあるワードプロセッシングソフトウェアです。)このヒント(5985)は、Microsoft Word 2007、2010、2013、2016、2019、およびOffice365のWordに適用されます。