ワークシートのセルには、数値、日付、数式など、さまざまな項目をいくつでも含めることができることは既にご存知でしょう。セルのフォーマット方法に関係なく、セルの基になる値を決定したい場合があります。この必要性のために、ExcelはNワークシート機能を提供します。たとえば、セルF17に日付が含まれていると仮定します。数式として= N(F17)を使用する場合、数式によって返される値は、日付に使用される基になるシリアル番号です。

Nワークシート関数は、日付のシリアル番号を返すほか、参照される値またはセルを数値に解決できる場合は数値を返し、値またはセルを論理値Trueに解決できる場合は1を返し、それ以外の場合は0を返します。以下に、Nワークシート関数がどのように機能するかの例をいくつか示します。

Value in F17

Returned by = N(F17)

3/11/99

36230

37.14

37.14

TRUE

1

Quarter 1

0

5:40

0.236111

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このヒント(2320)は、Microsoft Excel 97、2000、2002、および2003に適用されます。Excel(Excel 2007以降)のリボンインターフェイス用のこのヒントのバージョンは、次の場所にあります。