最近Excelの新しいバージョンにアップグレードした場合、以前のバージョンで作成したマクロが無効になっているために実行されなくなる状況に遭遇した可能性があります。これは、特に作業を完了するためにマクロが絶対に必要な場合は、気になることがあります。

これが発生する理由は、Excelの最新バージョン(Excel 2000以降)には、以前のバージョンには存在しなかったマクロセキュリティ機能が含まれているためです。 Excelを最初にインストールするときのデフォルトのセキュリティ設定は、「高」です。この設定により、「信頼できるソース」によってデジタル署名されていないブック内のマクロが自動的に無効になります(詳細については、Excelのオンラインヘルプでマクロセキュリティを検索してください)。

これにより、いくつかの可能な解決策が自動的に提示されます。最初に考えられる解決策は、マクロを「デジタル署名」することです。このようなプロセスはこのヒントの範囲を超えていますが、オンラインヘルプファイルまたはMicrosoftWebサイトでプロセスに関するヘルプを見つけることができます。

最後に、Excelで使用されるマクロセキュリティのデフォルト設定を下げることができます。たとえば、「中」に設定すると、マクロを完全に無効にするのではなく、マクロに関する警告メッセージのみが表示されます。セキュリティ設定を変更するには、次の手順に従います。

。 [ツール]メニューから[マクロ]を選択し、サブメニューから[セキュリティ]を選択します。 Excelに[セキュリティ]ダイアログボックスが表示されます。 (図1を参照)

。利用可能なセキュリティ設定を選択します。

。 [OK]をクリックします。

注:

このページ(または_ExcelTips_サイトの他のページ)で説明されているマクロの使用方法を知りたい場合は、役立つ情報を含む特別なページを用意しました。

_ExcelTips_は、費用効果の高いMicrosoftExcelトレーニングのソースです。

このヒント(3367)は、Microsoft Excel 2000、2002、および2003に適用されます。Excel(Excel 2007以降)のリボンインターフェイス用のこのヒントのバージョンは、次の場所にあります。