ワークシートにコメントを挿入すると、そのコメントは単一のセルに関連付けられます。 1つのコメントを2つ以上のセルに関連付けたい場合があります。残念ながら、Excelはこの機能を提供していません。コメントとセルの間には、厳密に1対1の対応があります。

ただし、回避策を使用して、独自のコメントを作成することはできます。これを行うには、テキストボックスを使用してコメントを含め、テキストボックスとコメントが適用されるセルの間に線を引きます。通常、コメントを非表示にする場合は、テキストボックスと行を表示または非表示にするマクロを使用する必要があります。

たとえば、テキストボックス1という名前のテキストボックスにコメントを作成するとします。さらに、テキストボックスからコメントが適用されるセルにつながる2行があるとします。 Line 1という名前の最初の行は、セルC15につながります。 Line 2という名前の2番目の行は、セルF7につながります。次のマクロをワークシートのオブジェクトに追加できます:

Private Sub Worksheet_SelectionChange(ByVal Target As Excel.Range)

Shapes("Text Box 1").Visible = False     Shapes("Line 1").Visible = False     Shapes("Line 2").Visible = False

If Target.Address = "$C$15" Then         Shapes("Text Box 1").Visible = True         Shapes("Line 1").Visible = True     End If     If Target.Address = "$F$7" Then         Shapes("Text Box 1").Visible = True         Shapes("Line 2").Visible = True     End If End Sub

ワークシートで選択が行われると、3つのオブジェクトが非表示になります。セルC15を選択すると、テキストボックスと適切な行の行が表示されます。同様に、セルF7を選択すると、テキストボックスとその行が表示されます。

注:

このページ(または_ExcelTips_サイトの他のページ)で説明されているマクロの使用方法を知りたい場合は、役立つ情報を含む特別なページを用意しました。

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このヒント(2393)は、Microsoft Excel 97、2000、2002、および2003に適用されます。Excel(Excel 2007以降)のリボンインターフェイス用のこのヒントのバージョンは、次の場所にあります。