レコード番号の操作(Microsoft Excel)
Excelの一部のデータテーブルでは、特定の列のセルにレコード番号を割り当てることができます。たとえば、1〜20または100〜119の範囲の20の異なるレコードのレコード番号が必要な場合があります。どの範囲を選択するかはExcelにとって重要ではありません。
レコード番号の設定方法は、後でレコード番号をどのように使用するかによって異なります。
レコード番号を静的にしたい場合、つまり、レコード番号は常に特定のレコードに割り当てられ、変更されないようにする場合は、Excelのオートフィル機能を使用して番号を割り当てる必要があります。これを行うには、レコード番号を除くすべてのデータを入力するだけです。次に、最初の2つまたは3つのレコード番号を入力して選択し、オートフィルハンドル(選択範囲の右下隅にある黒い四角)をドラッグして、残りのレコードに入力します。
このアプローチの使用は高速で簡単ですが、レコード番号は静的になります。たとえば、レコード番号が107のレコードを削除すると、その特定のレコード番号はなくなり、番号にギャップが表示され、106から108にジャンプします。
動的なレコード番号(削除すると変化するもの)が必要な場合は、数式を使用してレコード番号を計算できます。
たとえば、最初のレコード番号をセルA5に配置し、次のセルで= A5 +1などの数式を使用して新しいレコード番号を計算できます。
ただし、これでも問題が発生します。レコードを削除すると、削除したレコード番号より下のすべてのレコード番号にエラー(#REF!)が表示されるためです。どうして?次のセルが依存していたセルを削除するためです。より良い解決策は、数式が配置されている行に依存するレコード番号数式を使用することです。たとえば、最初のレコードが行5にあると仮定します。この式を使用して、100で始まるレコード番号の範囲を生成できます。
=ROW()+95
これで、レコードを削除しても、残りのレコード番号が再調整され、エラーが発生することはありません。
_ExcelTips_は、費用効果の高いMicrosoftExcelトレーニングのソースです。
このヒント(2085)は、Microsoft Excel 97、2000、2002、および2003に適用されます。Excel(Excel 2007以降)のリボンインターフェイス用のこのヒントのバージョンは、次の場所にあります。
linkレコード番号の操作。