Wordには、非常に強力な差し込み印刷機能が含まれています。この機能を利用するには、メインドキュメントを作成する必要があります。このドキュメントは、完成したドキュメントの「テンプレート」または「ボイラープレート」です。

これには、Wordがデータファイルから抽出するデータのプレースホルダーなど、完成したドキュメントを作成するためにWordが必要とするすべてのものが含まれます。

ただし、メインドキュメントに関連付けるデータファイルも指定するまで、差し込み印刷ドキュメントは完成しません。

メインの差し込み印刷ドキュメントを作成し、それにデータソースを添付するには、次の手順に従います。

。差し込み印刷の基礎として既存のドキュメントを使用する場合は、そのドキュメントをディスクからロードします。

。リボンの[メーリング]タブをクリックします。

。 [差し込み印刷の開始]グループで、[差し込み印刷の開始]ツールをクリックします。 Wordには、選択できるオプションのリストが表示されます。

。リストの下部にある[ステップバイステップの差し込み印刷ウィザード]オプションをクリックします。 Wordは、画面の右側に差し込み印刷作業ウィンドウを表示します。

。作業ウィンドウに表示される使用可能なドキュメントタイプのリストから、作成するドキュメントのタイプに最も近いものを選択します。ほとんどの場合、文字を選択しますが、他のオプションのいずれかを選択することもできます。

。作業ウィンドウの下部にある[次へ:ドキュメントの開始]をクリックします。ウィザードの次のステップが作業ウィンドウに表示されます。

。差し込み印刷の開始ドキュメントとして使用するものを指定します。ドキュメント(手順1で説明したものなど)を開いている場合は、[現在のドキュメントを使用]を選択する必要があります。他のオプション(テンプレートから開始および既存のドキュメントから開始)のいずれかを選択することができます(それらが実行内容により適している場合)。

。作業ウィンドウの下部にある[次へ:受信者を選択]をクリックします。ウィザードの次のステップが作業ウィンドウに表示されます。

。マージデータの取得元を指定します。いずれかのタイプのディスクファイルにリストが既にある場合は、デフォルトの[既存のリストを使用]を選択します。 [Outlookの連絡先から選択]または[新しいリストを入力]を選択することもできます。

。作業ウィンドウの下部にある[次へ:手紙を書く]をクリックします。前の手順で[既存のリストを使用する]を選択した場合、Wordは[データソースの選択]ダイアログボックスを表示します。このダイアログボックスは、標準の[開く]ダイアログボックスと非常によく似ています。

。 [データソースの選択]ダイアログボックスのコントロールを使用して、データソースに使用するファイルを見つけ、[開く]をクリックします。 Wordは、[差し込み印刷の受信者]ダイアログボックスを表示します。

。 [差し込み印刷の受信者]ダイアログボックスを使用して、差し込み印刷で使用するレコードを変更したり、レコードを差し込み印刷する順序を変更したりします。完了したら、[OK]をクリックします。作業ウィンドウの情報は、データソースに関する選択を反映するように更新されます。

。作業ウィンドウの下部にある[次へ:手紙を書く]をクリックします。 (はい、これは手順10でクリックしたものと同じです。図を参照してください。)

この時点で、メインドキュメントを変更または入力する準備ができています。データファイルのデータを表示する場所を示すマージフィールドをドキュメントに含めます。

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(Microsoft Wordは、世界で最も人気のあるワードプロセッシングソフトウェアです。)このヒント(5965)は、Microsoft Word 2007、2010、2013、2016、2019、およびOffice 365のWordに適用されます。このヒントのバージョンは、ここにWordの古いメニューインターフェイス: